最大の敵

母の乳がんが再発した。

四度目の手術になる。

検査結果を積極的に聞きに来なかった、

母の手伝いをしなかった、

思いやりのある言葉をかけなかった、

何度も病気のことで交わした喧嘩。

八つ当たりされ、泣かれ、責められる。

わたしからしてみたら、病気の事が辛く

何かしらを責めたい、その対象が

わたし？

って感じてる。

実際、わたし冷たいのかもしれない。

再発の話を聞いても泣いたりしないし、

勿論お見舞いには行くけど。

母はもっと一緒に泣いたり、悲しんだり、

普通の娘はそんなもんって信じてる。

普通の娘じゃなくてすいません！

更に冷たい意見ですが、

母はわたしや父がかまわないと

病気になってるのかな？と思う。

最終手段の自己防衛なのかな…て。

あーつめたやつめたや（笑）

でも私は知っている。

母の不幸オーラにのみ込まれると、

わたしは覇気がなくなり、毎日が楽しくない。

不幸オーラには負けないぜ！と

一人地道に体温を上げてる。

どうしたら？

どうして？

なぜ？

親子の気持ちの行き違いで、

精神が擦りへっていく。

あーなんだから！！

わたしの最大の敵は母であり、私だ。

オエー！